THE LORD OF THE RINGS:THE FELLOWSHIP OF THE RING
第一回観賞:2002年春頃観賞(04.04.2004記)
私は、これを初めて観るとき「あくまでこれは映画なのだ」と思って観にいきました。
そのため、「映画好きとしての視点」から観ていたと思います。基本的には。(基本的にはね。)

【若菜的問題点】

*問題点1:戦闘シーンが長すぎる。確かに戦闘シーンは削れないところです。削ったら話の流れが違ってしまいます。
しかし、本来FotRにおいて、戦闘は少ないはず(しっかり原作ファンの視点…)。
→削れない戦闘シーンを不要に長く映している。
たとえば、モリア。橋をわたる箇所などを、あのようにわざわざ伸ばす必要はない。
たとえば、ボロミアラスト。あんなにボロミアが殺されるところをしっかりみせる必要はない。
(多くの洋画にこれと同じことがいえると思いますが、丁寧に親切に全てをみせすぎる)
その後のシーンのアラゴルンVSラーツ、あそこも長いように思う。後10秒は短くてもいいぞ。
上映時間の長い映画のなかで戦闘ばかりの為に、テンポが悪くかんじる。

*問題点2:ウルク=ハイのイッちゃってる度がキツすぎる。気持ち悪さを強調したいがため?

【かなり原作よりな問題点】
いいところを皆、フロドが持っていってしまう。なんだか、フロドがかっこよすぎ。
→指輪物語のいいところがって「何の力もないホビットに指輪がたくされた」というところでは?!

【若菜的HIT】

*ホビット庄ステキでした…(でも、何ヶ月か前に行ったニュージーランドを思い出しました・・・・・。)
余談ですが、初めてニュージーランドに行った日本人はびっくりすると思うけれど、あの映ってる木とか山とか、日本でのスケールと違うんですよ!!ともかくバカでかい!!ガンダルフとサルマンが歩いてるとこに大きな木がありますが、あれとかきっと本当にみたら感嘆の声をあげるに違いない。.…そのせいで距離感がつかめなかったりもするのですが…。

*役者さんは皆、私の想像にピッタリ。特に、ホビッツたちとガンダルフ…☆
(ただ、ちょっとアルウェンがね…。エルフにしては豊満な身体でさらにパワーつきすぎちゃってて…。でも、リヴ・タイラーが悪いわけじゃないのよ。なんだか悲しんでいたみたいで可哀想だけど…。)


あまりのホラー振りに「二つの塔」を観にいくかどうか迷う。
ついでに告白!!3部作だということを知りませんでした!!!
若菜はそれまで、映画は邦画専門でした。よって、ほとんど情報もしらず観にいきました。そして…!
「え…これ、時間配分大丈夫なの…??ねえ、全然終わらないよ…?あ。3部作か。なんだ〜」
私のように知らないで観にいった人が、日本でどれだけいるかわかりませんが、知らずに行き、原作も知らなかったらどう思うのでしょうか??

さらに告白!!
のちに(ほとんど最近になって)「字幕改善運動」なるものが展開されていたことを知りました。そこで指摘されていたいくつかは、私も驚いたり(ボロミア嘘つきとかね…あれには驚いたヨ…)へんな日本語だなあ、と感じていたものでした。若菜は英語がまったくできない為、まさかそれが字幕のせいとは思わず、脳内変換して適当につなげつつ、「うすい映画」と思ってしまっていました。
知ろうとしないことは、時に悪である。
第二回観賞:2004年3月(04.04.2004記):SPECIAL EXTENDED EDITION 
RtoKまで一度も見返すことをしませんでした。それだけ映画として魅力を感じなかったということです。
観たのは、RtoKを一度、劇場で観て、それからです。

さて、突然ハマッた若菜は突然、SEE版購入です。
で…。
「もう一度いおう、、レゴラスよ」
「FotRはおもしろくない」

ホラー気味なのにも慣れた。字幕もかなり良くなった。脳内変換も進んでる。
それでも、やっぱりテンポが悪いのが目につく。


ですが!!指輪物語が指輪物語たるところが伸ばされて(緑龍館とかね!!もうこれだけで買った価値があるってものよ!!メリピピ〜!!)格段に良くなってます!!
それでも、映画として何の思い入れもなくみたら(そんな人はまず買わないが)テンポが悪いと思うな。

今観ると、まだCGが慣れていないかんじがしますね。作り手個人のクオリティの問題であって、特撮の世界の技術の問題ではないように思います。
でも、なぜか逆に、あまり巧い印象を与えないのに、丁寧につくってあるように思います。
一作目だから?
合成はイマイチ、でも、脚本はがんばってた気がします。










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